×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ということで、8月最後の更新!
涼風のメルト感想第三回です。
今回は宮崎・・・じゃなくて楸木原羽衣ルートです。
先に言いましょう。
このルート今のところ完璧。
シナリオは基本パターンです。
病気の妹に献身的な姉、奇跡が起こり妹の病気は治るもののその代償に姉が病にかかる。それを解決するのが、精霊(過去の想い)の力。
このように書くとあまりおもしろそうなシナリオではありません。
ですがこのルートの恐ろしいところは、それぞれのキャラクターが自分にできるせい一杯のことをしているというところ。
絆編を含めても・・・です。
確かにすべてのルートで精霊という”奇跡”に頼っていることに変わりはありません。
ですが、このルートはその中でも、人が人として頑張っている・・・そんな印象を受けました。
何よりも、精霊が単なる便利アイテムではなく、キャラクターとして成り立ってるシナリオでもありました。
そして最後には・・・捺菜に入らなかった場合における一つの解決策も見せてくれます。
そういった面も含めてこのシナリオは完璧だったと思えます。
そして・・・最終ルート・・・神語り編の開幕です。
ちなみに、ここまでやっていて前回、捺菜ルートを酷評した理由がわかりました。
仲間の努力も何もなく二人と一匹だけで話が終わってしまった・・・というのもありますが、捺菜ルートって精霊が”キャラクター”にまでなっていないんですよね。ただの便利アイテム、しかもバランスを崩す便利アイテムです。
月音編ならショコラというのは一つのキャラクターでしたし、佳華ルートなら物語に絡む重要なキーです。
ですが、捺菜の精霊は最初からいたにもかかわらず、活躍の場面も少なく(精霊がいなければ禁足地に入れないということから、精霊が捺菜にとっての巫女と普通の女の子という描写はありましたが)、いきなり現われてかっさらっていった印象しか残りません、だから特に何も思わない。
もったいないと言えばもったいない、他ルートに比べ出来が悪く感じるのはそういうことなのでしょう。
しかし・・・
いろいろ考えなおすとどのルートも一応主人公が生き残れる可能性はありますね。
月音・・・過去改編によるバタフライエフェクト
佳華・・・神の力を取り込み自ら言霊で「願いの無効化」を祈っている。
まぁどちらも一応説明できる…ってだけなんですが。(月音・・・何がどうなったかは分からない。佳華・・・土地神でも、祭壇の効果を使っても解けなかったのになぜ解けたか?)
まぁ勝手な考えですが、願いを叶える祭壇の効果が“対象の犠牲を糧に願いをかなえる”ではなく“願った対象に願いをかなえる力を与える”ならば色々と納得できる気がしますが・・・ここら辺の考察は神様ルート終わらせてから語ります・・・妄想を多分に含ませて!!
PR
この記事にコメントする