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やっとクライマックス突入です!
長かった・・・ちなみにボスはマジで用意・・・プレイヤーのときに出されたら、確実にマジ切れするデータ用意させていただきました。
「つまり…」
「本体は精神体で、本体とは違った属性を持つ写し身の肉体にはいることで、虹色の才を持つ本体で3つ、肉体の属性で二つ、併せて5つ使えると…ついでに言えば、それによって世界結界や、ラビリンスシティの結界すらだませる…ということか。なるほど、だから魔法をすべて記憶できる容量が確保されるわけか」ファルツが忌々しげに言葉をつないだ。
「…それで今の状況は?」私が魔力の暴風の中心を睨みつけながら尋ねる。
「本体を完全に解放してるのよ…逆に言えば」そういってお母さんは言葉を止めて笑う。
「なに?」
「あの魔王を倒すチャンスよ、このはちゃん」その言葉は私たちを信じきったものだった。
クライマックス魔の宴
「軽く言う…」
「でも、ホントの意味で勝つにはそれしかない」
「あるじ様達は負けません」覚悟は決まった…道は一つみたいだから覚悟するしかないともいえるけど。
「うん…それじゃあ、三人ともがんばってね」そう言うとお母さんの存在が薄れ始めた。
「え?」
「あー、やっぱり。人として復活してもやっぱり駄目か。同存在ってめんどくさいわねぇ」力無く笑うお母さんに、私は振り向かずに尋ねる。
「今度こそ、“さよなら?”」
「どうかなぁ?私はしぶといよ。」その声はあきらめてなんかいなかった。
「じゃあ…あとでね」だから、私も信じる…お母さんの言葉を。
「そんな…このはちゃんいいの?」
「いいのよ。あ、ファルツくん…娘をよろしくお願いします。泣かせたら…悠久の時を使って苦しんでもらいます」
「え゛?」そんな言葉を残し、お母さんの存在が完全に消えた。
「…すごいお母さんだったね。」
「そうですね、だからお母さんは帰ってきます…それはそうと」渦巻く魔力が収まり始める…戦いは近いみたいだ。だけど一つだけ、ファルツに伝えていないことがあった。
「ん?なんだい?」
「この戦いが終わったら、告白からやり直してください。」
「へ?そ…それは…」慌てるファルツ。そんな彼に笑いかけながら話を続ける。
「だって、あの告白は私じゃなくて“私”に言ってたでしょ。だからダメです」
「…わ、わかったよ。」
「でも…先に返事しておきます」
「え?」顔を伏せたファルツの唇に私の唇を重ねる…そんな可愛い不意打ち。
「ん…」不意打ちでキス…我ながら恥ずかしいことをしている。だけど、その行為は力が溢れてくるような気がした。
(なるほど…キスってこんな気持ちいいんだ。)
「ぷは」苦しくなるくらい長いキスだった。たぶん、今私はよくわからないくらい幸せだった。だから…
「さて、そろそろ…始めましょうか」もう、負ける気がしなかった。
「人がなにも言えないのをいいことに…勝手なことを言うな」魔力の風が収まろうとしていた。
「私たちに倒されるための変身は終わりましたか、魔王ウィネス?」そこに立っていたのは漆黒のドレスを纏ったウィネスだった。
「さて…死ぬ準備はいいかしらウィザード達」その目に灯るのは暗き憎悪…さっきまでの私ならその目に負けていたかもしれない。でも…
「いいえ。全くできていません…できているのはあなたの魂に撃ち込む弾丸位です。」
「そうだね…むしろ終わるまでにもう一回告白のセリフを考えるのが大変かな」私たちは軽くうそぶく。魔王を打ち砕くため…未来を刻むために。
「そう…ウィザードはいつもそう…わたしをイライラさせる…さっさと死になさいよっ、あんた達はわたしに恐怖の顔を見せて死ねばいいのよ。わたしの邪魔をするなぁぁぁ」
「それはこっちの台詞っ。」
「ふん…ベルが用意したあの程度の浸魔に苦戦してた貴方達が…わたしに勝てるわけないでしょ…」
「っ」見られていた…そんな驚きと供に感じたのは“好都合”の三文字。
(あれを本気だと思ってるなら…ちょうどいい)
「はは…なら、これくらいじゃ無駄かな?」笑いを浮かべたファルツが指を鳴らすと
「来い、“裏切りの天使(イヴリース)”」轟音とともに月匣を越え一体のB-Kが降り立った。
「ブルーム…ナイト…」私はかけのぼるようにコックピットに座るファルツ。
「そんな虚仮威しは…無駄よ!」
それが戦いの始まりになった。
三者から溢れるプラーナ、それは私達に限界を越えた速さを生み出していた。
「古鉄っ、完全解放っ」古鉄にプラーナを注ぎ古鉄の白き輝きが強くなり
「“光よ宿れ”」イヴリースから舞ちた羽の一枚が古鉄に吸い込まれるように消えた。
「威力の増加…そんな意味がないこと…なに?」戦いが始まったからも無駄口をたたく魔王を黙らせたのは私から溢れる魔力…私には扱えないはずの魔法…お母さんが教えてくれた魔法。
“魂を駆けし灼熱の息吹 母なる優しき風の中で 死という始まりの形となせ”
「ガンズオブブレイズっ」
私の体内から溢れ出た魔力が一丁の紅い銃の形になる。
「そんな、さっきまでは使えなかったはず」私の中に入ったからこそ言える台詞。だけど今となってはおかしかった。
「ええ、さっき覚えましたから」そういいながら私はスイッチを入れる…“殺す”ためではなく“護る”ために。
「魔力水晶弾装填…フルファイア」水晶弾に炎と虚無が混じりあう。私の命をも注ぎ込まれた、その一撃は避けると言う動作もできない魔王に吸い込まれた。
だが、その土煙の中に浮かぶ影の手には星の輝き…そして輝きは太陽の輝きに変わる。
「星の輝きは儚い…だがその本当の輝きは太陽と同じっ。ディバィンコロナァァァ!」
土煙を吹き飛ばし迫りくる小太陽は当たれば確実に私とファルツを焼き尽くす熱量を持っていた。だけど…
「それは止める!」私はその太陽の下に潜り込んだ。
「吹き飛べ。」熱量に圧されながら放った砲撃は太陽を上に押し上げ、城の屋根を焼き貫き爆発した。
「初っぱなからディバィンコロナとはね。」ファルツの震えを押し殺した声が響く。
「あら?だって私にとっては切り札じゃないもの。」土煙が晴れた場所にたたずむのは傷一つない魔王の姿。
(ディバィンコロナより驚かされるのは、私の最大威力を受けてもダメージが無いこと…魔法が効かないのか、純粋な防御力なのか、属性的なものか…)
「確かめる。ファルツっ」
「わかってる。“我が闇よ貫け”」BKが宙に舞い、手が銃口に変化する。放たれた紅い闇は、光で書かれた魔法陣を通り抜けると圧縮され蝙蝠の形となり、魔王へ向かって羽ばたいた。
(どうなる?)
「無駄よ。」そうつぶやく魔王の前には幾重にも重なった障壁が生まれていた。
「なるほど…すべての魔法を操る…か」私の声はたぶん焦りに満ちていた。
だけど
「“効かない”じゃなく、“耐えられる”なら…それを超えればいいだけ」そう、私にできることは相手を貫くこと…そして逆転の手を考えるファルツに少しでも多くの情報を与えることだけ。
(他人任せね…でも、その道を作る助けはする。)
「古鉄っ。最大威力…私の命に遠慮せず。」
「は…はい。」
「撃ち抜けぇ」さっきよりも威力を増した幾重にも放たれた光の奔流がウィネスに迫り…障壁に阻まれる。
「無駄よ…その威力じゃ届かな…え?」
「ガンズ・オブ・ブレイズ…一点集中発射(ピンポイントショット)」(古鉄の銃弾で障壁は削れているはず…同じ場所を撃ち抜く)
「いけ、断罪の炎!」乱射された炎弾はすべて同じ場所に着弾し、障壁を削る。そしてそのうちの一発が大半の威力を失いながらも障壁を貫き、ウィネスに当たった。
「く…軽い火傷程度とはいえわたしにダメージを与えるなんてね。だけどいいの?そんなに命を捧げて?」
「…この程度じゃ終わらない」
「そう…俺が終わらせない“紅き血の羽よ舞い踊れ”」ファルツの声とともに血の色をした羽が舞い、私に降り注いだ。
(力に変えた生命力が戻ってくる…これはヒール?)
「俺がいる限り…このはちゃんは死なせない」
「ファルツ…ありがとう。」
(次は私の番…でも、さっき乱射したせいで、力が弱い…半端に命を注いでも意味がないし…ちょっと待って)さっきの私の攻撃で張られた障壁とファルツの攻撃で張られた障壁、威力が段違いなことは明らかなのに、張られた障壁の枚数は一緒だった。
つまり…一つの考えに至った私は踏み込みとともにウィネスに近づき、その勢いのまま、両手の武器から弾を吐き出す。
「なにを考えているか知らないけど…無駄よ」そういって展開された障壁は…私の命を込めていない攻撃をたやすく吹き散らせた。
(やっぱり…あの障壁はいくつもの魔法を重ねたものだけど、単品では使えない)その情報は一筋の光明だった。
「なに…その目は…勝てる方法が見つかった見たいな、その目は?」
「違う…勝てるの」笑いながら私は言う。
「貴様は本当に初音にそっくり…とても可愛いわ…存在ごとなかったことにしたいくらい…だけど、わたしは優しいから…死で許してあげる。落ちろ恒星…“スターフォールダウン”」
「く…ファルツっ」私の声は悲鳴に近かった。
遙か彼方から降り注ぐ星は的確に私とファルツと…城に向かっていた。
(だめ…私への攻撃は相殺できるけど、ファルツが…)
「大丈夫、このイヴリースをなめないでくれ…バリア展開っ」轟音とともに私たちに降り注いだ隕石は私たちとともに城をも破壊した。
※※※
(く…かっこいいこと言ったわりにはボロボロだな)
生温い液体で滑るコックピットの中で俺は霞む目を開けた。操縦するイヴリースの右手は失われ、足の駆動もままならない。だが…
(俺の脳が動くなら十分…)考えるべきことは、このはちゃんが勝つための道の作り方。
今魔王ウィネスを倒すために必要なのは、あの付与魔法たちをどうにかする方法。
だけど、俺とこのはちゃんに付与魔法を無効化する方法はない…だけど幾度の攻撃にさらされる中、一つだけ違和感があった。
それはなんだ?昔みた彼女の資料にはなにが書かれていた?
思い出せ、このはちゃんの期待に答えるために、そして未来を紡ぐために…脳が熱くなる。
(なんだ、これ?ありえない思考速度が働いてる…ああ…なるほど…さっきのキスの時か。はは、ここまで助けてもらっちゃって恥ずかしいな。)そんな自嘲。だけど、すべてはつながった。
※※※
「あらあら、先に城の方が壊れちゃった」その声で私は意識を取り戻す。一瞬気絶していたらしい。
廃墟と化した城、対峙するのは魔王。
(ファルツは…)
不安で押しつぶされそうになりながら、ファルツがいた方を見る。
「っ…」息を呑んだ。そこにあったのは右腕が失われ、オイルがまるで血のように流れでるBKだった。
「あなたは、無事みたいだけど…あなたの好きな人はどう…」
バシュン…
その先は冗談でも言わせるつもりはなかった。無言で撃ち放たれた光の奔流が張られた障壁に弾かれる。
「勝手なことを言うな」
「あら、ごめんなさい。でもここで死んでいた方が楽なのに…っと」
「…それはどうでしょう」気づいたのは偶然だった。壊れた城の破片をウィネスが避けたこと…つまり。
(今なら障壁を張れない?ならっ)
「私があなたを、今撃ち貫けばいいだけ」(さっきまでの半端な攻撃じゃない…ギリギリまで注ぐ)
「古鉄っ、いっ…」なぜか、ウィネスは笑っていた。その笑みに不安を感じながら、私は引き金を…
「まだだ」だが、その時響いたのは、ファルツの血を吐くような声だった。
「くっ…」引き金は止まらない。だけどとっさに命を注ぐ事はやめていた。そして放たれた奔流は
「ちぇっ」不満げな舌打ちとともに消えていた。
「なにが…」
「魔法力へのダメージに変換したんだ。そして無限に近い彼女の魔法力ならば…攻撃はほぼ無効になる」コックピットの装甲板を蹴り壊しながら血みどろのファルツが忌々しげに説明してくれた。
「あら、そこまでばれたの?そうよ。私の切り札。多重障壁が使えなくなる一瞬に発動する超☆魔法。」
買って参りました、神楽道中記!
さぁやるぞー・・・と勢い勇んでインストール・・・エラー・・・くぁ・・・
ふぅ、一回アンインストールしてインストールしたら動いたぞ。さて特典の武器を・・・ん?インストールエラー?知るか、続行・・・ふぅインストール終わったさぁやるぞぉ!
・・・・動かない・・・アンインストール・アンインストール
・・・もう一回インストールしたらバージョン1.01のパッチが当たる・・・インストール
ふぅ、やっと始められるぞ。さてさて、うむローグ型だね。
ふふ、シレンGB版裏ダンジョンをクリアーした私にローグとは・・・・・ノーマルモードならば、アイテム持込・持ち帰り有りだし、必要なアイテムも大体買える。楽勝、楽・・・勝?
なんだろう、この簡単なのに・・・死なないのに・・・めちゃくちゃ辛いダンジョンは?
アイテムがすべて“???”・・・まって、武器と防具の名前くらいは教えて欲しいなぁ・・・しかも半分以上が-装備で呪われるし・・・もう、装備するたんびに持ち込んだ解呪の札使うのはいやなの、一枚1000円するのよ。鑑定なら500円だけど、致命的になる可能性があるお守りと薬に使わなきゃだから武器防具にはつかえないわ。薬のやばいのは90ダメージとか食らうのよ。
あと、装備の+-乱数が激しすぎるのよ。何で終盤まで普通の巫女服+19が一番良い防具なの?普通の巫女服の基本防御は0よ?(やっと祝福の巫女服+6(基本15)に交換できました、それでも2しか違わない)
あと合成はないのかしら・・・あ、ないの?そっかぁ・・・合成ないなら倉庫とかほとんど意味がない気がするのは私だけですか?ううう、まぜてぇ。
工口(コウグチ)の武器とか作ってる暇あったら、合成を・・・あ、乱れエロの剣ゲット・・・うわぁ、説明文すら変わって・・・だから、こんな遊び心いらないから!
あ、じゃあ保存の壷みたいな物は・・・ないんですか。正直26個(内6個はヒロイン二人の武装でつぶれる)足りません。札が9枚まで1枠でいいとはいっても・・・。足らすためにはいらない武器防具を捨てなきゃけないんですが、確認のために装備すると呪われる・・・あっはっは。
いやね、バランス的にはいいと思うんですよ。簡単に死ねるしね。あと、ヒロイン可愛いし。特になずな(cv北都南)の可愛さは異常。ひさしぶりにツンデレキャラ可愛いと思ったよ。まぁ、男に対してツンデレなんじゃないからだろうなぁ。(というか今回男いない)
でもね・・・でもね・・・・
この異常な強制終了は何?
1階降りると強制終了!
キャラを交代すると強制終了!!
ボス戦マップにボスがいなくて、ロードしたら強制終了!!!
そして、終わったはずのイベント会話が発動!さすがにループはしなかったが萎えるぜ今畜生。やってて思い出すのはラグナロクオンライン!重さといい類似点多いよ!
この重さではハードやる気にならないよ!つか、このシステムじゃハードモードは正直無理だと思うよ。
だめだ・・・いろいろ。ちなみにインストールしたはずの特典でぼのきぐるみ・でぼハンマーは何かをミスってるらしく手に入っていない・・・あっはっは。
がんばれ・・・でぼの巣・・・とりあえず、救出システムとやらを早めに実装してくれ・・・
とりあえず、最終ダンジョンがんばろう・・・火曜以降に・・・明日から実家帰るんだよ・・・きっとその頃には主要なパッチがあたってるはず!
今日は、CMさんのGMによるブレイドオブアルカナをプレイしてきました。
今回の私のキャラは、アダマス/クレアータ/エフェクトスのペティアさんです。
キャラコンセプトは・・・『私の声は衝撃よ(笑)』です。
元騎士(アダマス)なクレアータ(人形)が、正々堂々(←ここ大事、ダメージが+4点されます)内部を爆砕させる歌で敵を砕きます!
さすが私、ブレカナのキャラとは思えません。
だけどいいのです。正直今回他のメンバーもそんな感じでしたから。
ちなみにこの子の何が辛いって、HP29点しかないのに、一回の攻撃で6点、クリンナップに3点と一ターン9点もHPを使う素敵仕様。声で敵を倒すのは体力を使うのです!
そういえば、アマリリスのミラクルボイスも筋肉マンのアパッチの雄たけびもHPを代償にしていた気がします・・・つまりは普通!
ちなみにシナリオですが・・・敵に元は私のキャラでありながらマローダに堕ちた子が敵に出たりしましたが、正直そんなことよりも今回のシナリオコネである遺跡調査の権威エシルルイエ博士にすべて持っていかれました。
何だよあのおっちゃん・・・異常に面白いよ!
そんなおっちゃんも、ルートミスからエンディングでは悪に堕ちかけてしまいました・・・ああ、次やったらボスはこいつか・・・
ちなみに、マローダに堕ちた私の子はあんまりいいところも見せられずお亡くなりになられました・・・さようなら、すぐに忘れてあげる。
※※※ 情報交換が終わり一時間と少し。俺と古鉄は転送石を使い転移していた。 「さぁて、どこについたかな」降りたった俺は周囲を見渡しながら言った 「魔王の城」冷ややかな言葉だった。 「…いや、それはわかる」 「なら聞かない、というかわたしは外を見て場所がわかって…あなたにむかつきました」その目線の先は俺の後ろの窓に向かっており…その意味を知った。 「結晶の森…」 「そう。つまり…最初から魔王ウィネアから逃げることはできなかったと…」 「…えっと…すみません」なぜか冷たい視線にさらされる俺を救ったのは憎らしい敵の声だった。 「そんな、彼を攻めないで!ここに私の居城があることは魔王でも知ってる人は少ないのよ。」俺をかばうような言葉を吐く魔王…だが今となっては裏にある感情が見え見えだった。 「腹黒い性格はもう隠さなくていいの?」 「あら?隠せてないかしら?うふふ、でもしょうがないわよね…だって私という存在が生まれたわけをを果たせる瞬間がきたのですから…」そういって静かに顔を上げたその顔は歓喜に歪んでいた。 「さ…て、それであなた達の返答は?」その言葉は騙し合いの合図 「…あの魔法は渡す。だからこのはちゃんを返せ。」懐からあの魔法を込めた結晶を俺は取り出す。 「うん。ちゃんと紫色に染まって…込められているのはあの魔法みたいね」 「っ…」古鉄が驚きに息を呑む。ここまでは俺の予想通りだったからだ。 「でも…あーあやっぱり返さなきゃだめか…このはちゃん。」 「はい…お母様。」音もなくこのはちゃんが現れる。だが、その目には何の光も灯らない…人形のようだ。 「あちらに歩いて行きなさい…」 「はい…」その命令に従い、音もなく歩いてくるこのはちゃん…だが 「待って。意識は?」 「どうして?返したわよ?意識の話なんて聞いてないわ」古鉄の叫びに対するのは悪いやつのおきまりのセリフ…そして 「契約成立!結晶よ…きなさい」このはちゃんが俺の目の前に立った瞬間、“契約成立”という言葉によって、俺の手の中にあった記憶結晶がウィネスの手に収まっていた。 「はは…手に入れた。とうとう手に入れた…これでわたしの世界が始められる…さぁ“暴走する奇跡”よ!わたしのものに…」哄笑をあげ記憶結晶を掲げたウィネスが動きを止めた。 「ちっ、気づいたか」 「貴様…知っていたの?」その目は今までのバカにするような目ではなかった、そう…敵を見る目に変わっていた。 「記憶結晶には二つの使い方がある。一つは記憶や魔法を込めることで、込めたものの中からその記憶や魔法がなくなり、解放したものはその記憶や魔法を得ると言うもの…もう一つは…込める所までは同じだが、その魔法は」 「砕くことでしか使えず、その魔法は消える…」その暗く沈んだ声とともに放たれたのは凶悪な殺気だった。だがそれもすぐに霧散する。 「ふぅ…いいわ、一度しか使えなくたって…わたしの世界を作れることに変わりはない…でも、ペナルティよ…わたしの世界にあなたは創ってあげない…だから…そこで終わりの瞬間を眺めていなさい 」そう言って魔王は、世界を滅ぼす詠を詠み始めた。 -それでは始めましょう あらたな世界の創造を - 詠が響き始めたと同時に俺は静かに目をつぶった…本当の賭はここからだからだ。 俺は暴走するように収縮する心臓を押さえ…息を吸った。 ※※※ 「さて…始まったみたいね」 「なにが?」私の問いに母は答えず、頭を撫でてきた。 「このはちゃん…あなたにとって大事な瞬間よ。目を閉じて耳をすましなさい」その言葉に従い耳をすます… (このはちゃん、聞こえるかい?) 「え?」耳に届いたのはファルツの声だった。 (まぁ…返事はできないだろうから聞こえてると仮定して続けるよ…) ファルツの言葉は続く…そして瞼の裏には私に近づいてくるファルツの姿が見えた。 「これは…」 「やっぱり、愛の力は偉大よねぇ…私の時もそうだったけど」 (えっと、こういうときなんて言えばいいのかな…そうだな、単刀直入に言うよ)吸血鬼特有の白い肌が真っ赤に染まっていた。たぶん私も同じ位紅くなってると思う。その真っ赤なファルツが“私”の肩に手を置いた。 (俺はこのはちゃんの事が好きだ!) その言葉を聞いて私はすごく嬉しかった、だけど悔しかった…それを私じゃない“私”が聞いていることも、ファルツに飛びついていけないことも。 「私も…私も好きなの、大好きなの…」この思いを伝えたくてたまらなかった。どうして、私はここにいなきゃいけないのか…あれ?何で私、諦めていたの? 「私はファルツと話したい。触れたい。一緒にいたい。」世界を救うとかそんな大層なことじゃない…私はファルツと一分一秒でも一緒にいたいだけなんだ。 「ふふ、やっとわがままになった。はいはい、ママさんはいつだってどんな貴方でも味方よ。そう貴方だけのね。だから、さっさと好きな男にくっついてきなさい。」その笑みはとても綺麗だった。そしてやっと気づいた。 「うん…お母さん…さよなら」 (私は“私”も自分だと思ってた…でも違う…ファルツも古鉄もお母さんも、“私”に少しもあげたりしたくない…なんだ、私すごい我儘だ…) 「だから、私の体…返してもらう!」その決意とともに私は今の姿になっていた。そして、私から吹き出すプラーナは世界を染め上げた。そして私は、とりあえずキスをしようとしているファルツを押し止めた。 「ファルツ…なんで“私”にキスしようてしてるの?」 「え…いや…このはちゃんを戻すために必要かな…と…ほらやっぱりお姫様の目覚めはキスかな…なんて」しどろもどろになるファルツを見て、私は微笑んだ。 「もう大丈夫。あと、まだ私は操られてる振りをするね。それで…」その続きをしゃべることはできなかった。 -火は世界に力をもたらし、闇を払う- 私の体から溢れ出た紅いプラーナ。 「ふふふ、これで六つあと一つで世界は私のものに…」ウィネスの体から溢れる白・青・黒・灰・金の5つの色をしたプラーナ。 そして、私からでる紅、足りないのは風の属性を示す緑のプラーナだけ…この魔王がこの魔法を完成するとき世界の再創造が行われる、その最後の力を私は持っていた、だけど…私から溢れるこの紅いプラーナは私のものではなかった。 「これで終わり」 -風は世界を動かす歯車となる そして世界は変わる- その言葉とともに記憶結晶が割られる…だけど、それだけだった。世界は滅びもせず、再生もされない…そう、失敗だった。 「…どういうこと?どうしてこのはちゃんから風の力が出てないの?火は出たじゃない!?」狼狽する魔王。だが、私達に原因を答えることはできなかった、だって私たちもわからないから。いや、ファルツはある程度なら推測しているかもしれない。でも・・・辺りに響いた魔王と同じ声が答えを言った。 「簡単よ…このはちゃんはもう貴方から解放されているの。だから、あの力はわたしのもの。私は火の力しか持ってないもの風の力は出せないわね。だから七つの属性を必要とする“望み見る幻”は無駄に終わるのは当たり前…ああ、そうそう、あの“暴走する奇跡”はわたしが人として復活するために使わせてもらったわ。そこは元が同じ存在であったことの強みよね」そう…そこに立っていたのは初音お母さんだった。 「う、いね…」 「お母さん?へ?え?」 「「お母さん!?」」 「はーい、ママさん復活でーす。」 4者4様の驚愕に手を上げて答えるその女性は、幻でも魂だけでもない、肉体を持った初音お母さんだった。 「掛け金が“わたし”な賭には全部成功したみたいね。」にこやかな笑みを浮かべる母を見て、私は微妙な気分だった。さっきの別れは何だったんだろう。だけど、それ以上の衝撃を受けていたのは対峙する魔王だった。 「そう…そういうこと…あなたがすべて裏で糸を引いていたの」 「まぁ、いくつかはね。でも、この結果をもたらしたのは愛よ、愛」勝ち誇ったようにお母さんは言う。正直恥ずかしい…だけど否定をする気は私達にはなかった。 「なにが…なにが愛よ。貴方が愛し、愛された男は消えたわよ?その愛が原因で」 「そうね…あの」 「私が世界を創造したら貴方もあの男も蘇らせてあげようと思ってたのよ。世界結界なんかない、過酷な運命を背負わない世界で!なのに…なんで…」その言葉は嘆きだった。身勝手な…そう身勝手な思い。だけどそこにはお母さんへの愛を確かに感じた。だけど… 「もう…いい…なんでわたしは貴方達は救おうだなんて思っていたのかしら…こんなバカ達を」次の瞬間、気配が180度変わった。魔王に流れ込む魔力、そして溢れ出す圧倒的な障気が世界を紅く染めあげた。 「さっきまでと強さが…くそっ」 「違う…古鉄っ」 「はい!あるじ様」とっさに放った、古鉄の銃弾とファルツの闇は飲み込まれた。 「「なっ」」 「今は無駄よ…あの本体の解放中は、すべての攻撃がプラーナとなって吸収される」 「本体?そんな馬鹿な!?ここはラビリンスシティ、裏界よりは強い力を出せますが、本体が来ることはできないはず」ファルツが言っているとおり、魔王は裏界から出てこれないはず…だけど、ずっと引っかかってる点があった。それは先ほどの光景・・・なぜ、一つの体で5つの属性を使えていたのか? 「さて…どこから説明すべきかしら…そうね…簡単に言うなら、ウィネスは写し身という着ぐるみを本体が着ているの。」その疑問はこの言葉で理解した。
戸倉枕さんを引き連れて参加してきました。
なんか全体的な感想は、彼のブログ・モザイク≠クラフトで先に語られてしまったので内容はそちらでw
というわけで、私は奈々さんだけ語ります。
奈々さんの今回の曲目は
「DISCOTHEQUE」「残光のガイア」「pray」の三曲
「DISCOTHEQUE」・・・ライブで今一番盛り上がる曲。チューるちゅ-るちゅるぱーやっぱー!
ついでに言うと奈々さんの現在一番露出が多くなる曲。今回も腹だしルック、だけど、エロスは感じない。いや、かっこいいとか可愛いとかは言えるんだけど、エロイとか綺麗とはなんか違う。
ちなみに盛り上がりすぎてマイクが割れなかったかが心配になってくる状況でした。
「残光のガイア」・・・これもライブで盛り上がる曲。DNAがシャウトします!
一度引っ込んで昔のアイドルな感じのドレスで登場。残光のガイアのときは基本そんな感じ。
というわけで、みんなでシャウト。といいますか他のとき(アンジェラのシャングリラ)は歌詞の部分が曖昧だったのに、ほぼ完璧にシャウトしていることから、ほぼ奈々ファンなことが確実に。うわーお。
「pray」・・・我が愛する奈々ソン、トップ3の一つ。リリなの三期の挿入歌。
前回のドームライブでは確か歌ってなかったためすっごく嬉しかった・・・だけど残念なことにショートバージョン・・・ううう。
こんな感じでした!
他の人たちもすっごく楽しかった!だから心配になる・・・これはNHKで放送できるのだろうか・・・