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滝を流れ落ちたことのある管理人の妄想と勝手な思いを語るブログ。作品のネタバレ多数あるので注意が必要。3月8日作成
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 WHITE ALBUM緒方理奈のNEWシングルをゲットーーーー!どんどんぱふぱふー!!

 発売日は明日だがな!!!

 
CDとDVDは早出しされるのがいいね。

 アニメ自体の話題はもう・・・やめて。許して。ッて感じですが。歌は良い!だって奈々さんだもん悪い訳ないじゃない・・・え?平野綾?役名すら覚えてないよ。CDの売り上げもデイリー17位だって。まぁがんばったんじゃないの?ただ、その日の1位の指数12592だけど・・・この週に奈々さん出してたらダントツトップだなぁ・・・役名じゃなければ。

 緒方理奈でどこまでいけるかわからないけど、がんばれ奈々さん!

 それでは曲感想

 SOUND OF DESTINY

 そっと瞳を閉じれば 鼓動が聞こえる 私が生きている証
 ハートの刻むリズムに乗って
 踊りながら行こう! どこまでも・・・

 なんというか、緒方理奈というよりは奈々さんらしいラブソング。
 元気に、好きな人に向かっていく感じと申しましょうか。たぶん、深愛と真逆を目指しているのかな。
 曲調的には、平坦な振りをして、時々そう来るかと思わせる音の流れと字振り。正直歌いづらそうです。

 ・ガラスの華

 友達にはもう戻れない
 恋人になれなくても


 一転して、別れ?いや惚れた男には彼女がいた、しかも自分の友達!やべぇ、付き合い方が解らない!を体現したような曲。これこそ緒方理奈らしい曲といえるかと。
 友を裏切るか、自分の恋をあきらめるかで話の展開が換わる位置にいる分岐点の歌です。
 曲調は、奈々さんのアルバム最終曲のようなバラード。ただ、ところどころに80年代ソングの雰囲気を感じました。

 とりあえず、WHITE ALBUMは深愛を含めても、すべて良い歌(じゃあ奈々さんの曲で良くないのはなんだといわれれば、ないと答える男ですがね。)。二期の曲も楽しみだ。

 

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 とりあえず視聴したものの感想

 ・ハヤテのごとく!
 うん、面白かった。確かにキャラがほぼ全員登場するマラソン大会の話は二期の1話としてよい選択。
 ただ、お金で解決とかしなかったことにがっかり。二話に分けてネタもしっかりやったほうが面白そうだったなぁ・・・という感じでしょうか。
 とりあえずOPがELISAだったことにびっくりしました。・・・いやぁ、うれしいんだけどハヤテのごとくのOPとしては違和感バリバリ!

 ・・・・・買うけどね!!

 まぁ、ヒナギクかわいいよ。さすがはヒロインww
 第二回の人気投票で二位のマリアとの差が三倍あるだけあるよ・・・ナギ?3位3位。箸にも棒にも引っかからない位置なのはさすが。多分第三回があったら、アテナあたりに抜かれるね。

 ・アスラクライン
 電撃文庫らしく原作知らないと一話だけじゃまったくわからないアニメ。
 いやぁ・・・今のところなんともいえません。まぁ面白くなるんじゃないの?
 声を大にしていいたいことは・・・
 
 森久保さんはかっこいい!!
 
 ・マジンガーZ
  ・・・うん。わけわかんね。というか一話からダイジェストだよね・・・これ?なんというか、似たような構成の漫画をどっかで見たことがある。多分、昔々の第4次とかそのあたりのスパロボアンソロかなんかで。とりあえず、時系列とかめちゃくちゃだった。ただ、笑えるのは、双子(ローリィ・ローラ)だったかなはダイジェストででもお亡くなりになる場面があったこと・・・・さすが、それぞれ武装一個しか持ってない最弱のマジンガー軍団!・・・その中でも光子力ビーム担当機体。二人乗りである意味がわからない機体のパイロットです。
 まぁ、これ0話だね。本当の話は来週から・・・・だよね?

 ・咲-saki-
 今期のお勧めアニメその1!
 いやぁ、面白かったわ。原作漫画も結構好きだったが、この声優でやるアニメは裏とか考えられて面白いw
 だって、声優がまるで声優会雀王決定戦ww
 やってることは、まぁ・・・アカギと遊戯王を足して二で割った行動を美少女達が繰り広げるわけだ。
 カンからリンシャンカイホウでのあがりのとこなんて・・・もう

 でもね・・・・やっぱり、倫理的な問題なのかしら?家族麻雀での勝敗でお年玉巻き上げるとかはダメだったらしく、おやつがあるかないかになってた。

 ・・・つまらん。

 しかし、ラジオ聞いてれば良かった。毎回前半はおやつを賭けての麻雀ガチバトルだったらしいし・・・お金入ったらラジオCD買おう

 と、まぁこんなとこかな。しかし、静ねぇと戸松遥の忙しさが異常な様子。とくに戸松遥が・・・えーと3本メインヒロイン?すごぃなぁ・・・

 あと、見るアニメはタユタマ・ティアーズトゥティアラ・ポリフォニカとクィーンズブレイド・・・さぁ何本見続けるかな?
 ちなみに、私の中でけいおんはどうでもいいものになります。

 そういや、ハガレン見損ねた・・・
 

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 いろいろなことからの現実逃避に、ここ最近買ったものの感想を書いてみる。

 NW2リプレイ・モノクロームの境界 久保田悠羅/FEAR
 
 FBオンライン掲載分に書き下ろしをプラスした作品。
 いやぁ、みんなノリノリでキャラが壊れてました。こんなキャラやりてぇなぁ。
 でもまぁ、今回一番笑った所。

 「さすが『ナイトウィザード』。剣も美少女だよ(笑)」
 「それは褒められているのかな(笑)。」
 
 何というか・・・「ナイトウィザード」の敵って美少女にしたくなるよね!


 あっちこっちドラマCD

 
衝動的に買った。後悔はしていない。櫻井さんはかっこええのぉ・・・あと植田佳奈さんが久しぶりの・・・いやいつも暴走してるか。まぁ、イメージにぴったり合う感じの声優さんで構成されてました・・・ドラマCDは声優好いんだけどなぁ、アニメになるとなぜ変わる?(お金の問題)

 とりあえず、かないみかの声がどうしてもノーマッドの声にしか聞こえなくなってしまった私の腐った脳に乾杯。

 princess partyドラマCD

 サーカスの新作のソフマップ特典・・・840円なり。
 榊るなさんの文字があったら私は買うしかないのですよ・・・ええ。
 面白かったが、短いっ。30分は欲しかった。
 内容は、ひたすら胸胸肌胸胸胸・・・椿先生かわいいよ!
 しかし、榊るなさんのキャラが固定され始めてきた・・・・大好きな系統のキャラに!!
 まーりゃんまーりゃんまーりゃんりゃん。まーりゃん先輩大好きだ!アンゼロットも大好きだ!!

 とりあえず8日までにこれを見たらサイト行くといいよ。エイプリルフールのサイトがマジで面白いから。あとpリパニュースも見るべき。

 会長はメイド様! 7巻 藤原ヒロ

 わちきが気に入る少女コミックは系統がみんな一緒w
 恋愛に鈍感・強い・自分のかわいさを理解していないヒロインがパーフェクトな男の子に惚れられている・・・そんな話ばっかり。
 考えてみれば、私好きなヒロインって、大体そうかも。基本的に精神的に強い女の子が好きです。
 ちなみに鈍感度がどんなもんかというと、1巻からラブ光線を出す男の子とくっつくのが基本7巻です・・・おいおいおい。花とゆめコミックって10冊出たらすごい方だぞ・・・
 そんなわけで、今巻でヒロインさんくっつきました。あと2・3冊で完結かなぁ。

 ちなみにVBローズとS・Aはあと一冊で完結。

 スレイヤーズエボリューション DVD1巻

 前半であるレボリューションは地上波でやったくせに、こっちはATXでやったなめくさっとるアニメ・・・畜生大好きだ。
 内容的には原作6巻とすぺしゃるネタを含めつつ、今までのアニメを伏線としたオリジナルストーリーな様子。
 スペシャルネタって二つか三つ重ねても何とかなることが判明。
 いやぁ、ナーマいいよ。ナーマ!
 暗いダンジョンでは心細くて歌うよナーマ。 

 こんな感じ。
 ああああ、こんなことしてる場合じゃねぇぇぇぇ


 

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 『echo.』の美琴編終わりました・・・思った以上に短い!エロも一回だけだし・・・むぅ。

 とりあえず、美琴編でわかったこと。
 ・町に伝わるおとぎ話として、世界で一人眠り続ける少女の話がある。
 ・ただし、主人公と美琴が知っている話と伝わる話が若干違う。(少女が夢を見ているか否か)
 ・主人公は人の夢を覗き見れる?
 ・美琴の幼馴染が一人“眠り”ではないが、精神が違う世界に行き、亡くなっている。
 ・美琴の両親は死んでおり、養子になっている。
 ・世界結界ありww
 ・つーか謎少女の立場ってTIS?

 結論
 これだけだと良くわかりません。他ルートもやらなきゃだね、これは。
 しかし、もう一回はどんでん返しがあっても良かった気がする。ものすごくあっさり終わった。

 まぁ、一番不思議なのはギャラリー。

 CGの分け方が恋&ここな、雨宮、美琴、その他・・・あれ?ヒロインが二人まとめられてるよ・・・いやCGの大半がツーショットではあるんだが・・・

 とりあえず、私が体験版をやって感じた、『クラナドとWINDを足して二で割って三分割してきくたけ成分を足したような作品』というのが、あながちというか大部分で間違っていなかったことに驚き。直すとしたら・・・シナリオ分量的に5分割かしら。

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いい気になろう小説2回・・・まだミドル1・・・ホント私は何処まで書くつもりなんだろう


「それで、結局のところどうしてファルツは狙われてるんですか」そんなこんなで気絶してしまった、ファルツに“キュアをかけくれは様に私は状況を聞く。とりあえず、さっきまでバクバク言っていた動悸も治まり、いつもの調子を取り戻せたようだ。いろんなものを越えたのかな

「いや、昔みたいにお兄ちゃんで…い、いや何でもない」なにか面白いこと言ってる途中でファルツが言葉を止める。そしてなぜか汗だくになるファルツ…おかしいなぁ、私は笑っただけなのに…ふっふっふ。

「は、はわ…えっとね。ファルツさんの家って魔法や魔導具を作成する事にたけた一族さんでね…」それは知らなかった。

「ええ、私もまぁその一族の名に恥じないように、色々と魔法を作ってきたのですが、今回少し…いえ、正直に言います非常にやっかいな魔法が出来上がってしまったのです」ため息を吐きながらファルツは言った。

「危険って、町…うーんちっちゃいか…じゃあ国!そう国を一つ滅ぼしちゃうような攻撃魔法とかですか?」横に座る古鉄が目をキラキラ輝かせながら尋ねる。

 だけど、私は違うと思った。その程度…「その程度ならそんなに焦ってませんよ、といいますかその程度の魔法ならどこの組織も持ってますから…話を戻します。私が今回開発したのは補助魔法です」

「「「補助魔法?」」」私、古鉄、くれは様の声がハモる。さすがに補助魔法とくるとは思っていなかった。

「ええ、一握りの成功※1サクセスイン)という、次に行う事を巧くできる、ちょとした魔法…の予定だったのですが…」ファルツはそこまで言うと、少し遠くを見るように、私たちから目を逸らす。

「なにが出来上がったの?」ファルツの雰囲気を感じ、私は自然と硬い声になっていた。


 

「・・・奇跡の暴走※2エクセシブミラクル)…次に行う事が確実に成功する、最高の魔法です。」その笑いは自虐的な笑いだった。


 

「なにがそんなに危険なんですか?」古鉄がもっのすっごい不思議そうな声を上げる。

 だけど、私とくれは様はその魔法の危険性に気づいた。

「はわぁ…危険だねぇ」

「つまり、奇跡のような確立で起こるべき事が確実に起きてしまう…と、厄介すぎます。」私達は揃ってため息をつく。

「あるじ様、あるじ様…古鉄にはどの辺が危険なのかわからないのですが、成功”するって、攻撃や魔法が当たる程度なのでは?」その様子を不思議そうに古鉄が言ってきた。そう、普通に考えればその程度だ。ファルツが創る予定だった魔法とそこまで変わらない・・・だが

「あ…うーん。どういえばいいのかなぁ。あのね、古鉄ちゃんさっきの話で国を破壊できる魔法があるって言ったでしょ?」

「はい、どこの組織でも持ってるって言ってました。でも私見たことありません。」見てたら怖いなぁ。

「うん、みんな持ってるけど使わないの…それは、人がそこまでバカじゃないから、って言いたいんだけどね。」そう、人はどこまで行っても愚かで足りない存在だ。現状より上に、人より上に立つことを求め、誰かの下に付くことを忌避する。それでありながら個”としては存在できない、ひどく歪で不完全な存在…それが人”だ。だから…

「使わないのは、純粋にその魔法を発動することがとても難しいから…ただそれだけの理由。」私の声は自分で思っていた以上に冷たかった。

「うんまぁ、そういう理由で使われてないんだけど、ファルツさんが今回作った魔法があれば使えるってことだね。」

「そう、そして発動すれば世界が滅ぶ魔法”を持つ魔王がいます。だから、この魔法は絶対になかったことにしなければなりません。」そうファルツが言葉を続けた。

「はわっ、そんな魔王いるの!?」くれは様の驚く内容を私は静かに聞いていた…それよりも気になる情報があったからだ。

「3つ聞きたいことがあります。一つ、”世界が滅ぶ魔法”を持つ魔王の詳しい詳細。2つ、なかったことにすると言いましたがどんな方法か。そして…」正直この二つはどうでも良かった。ほんとに訊きたいのは最後の一つ。だけど…

「3つ、その方法が上手く行かなかった場合…あなたはどうするつもりですか?」その答えも私は解るような気がしていた。

「一つ目、名前はラグナ=ラウグ。世界結界が生まれて以来、世界を破滅させる魔王を唱え、失敗し続けているという魔王です。それ以外は知りません。二つ目、境界世界の一つ忘却の森”に存在する…と言われる記憶の結晶(メモリーコンフリクト)”。このアイテムで記憶を吸収、固形化すれば記憶を完全に消せるはずです。3つ目は…」少し言うのを迷う、そんな間とファルツの悲しみを含んだ笑みで私は彼の覚悟が何となく解った。


 

※※※


 

「プラーナを消失させることで、私の存在自体を消します」まるで当たり前のことのようにファルツさんは言った。

「はわっ、なにを…」「赤羽くれは守護者代行、本来なら3つ目が最善の方法です。しかし、私とてまだ消えたくない。それゆえに少し足掻かせていただきます。ですが、それが叶わないのならば…」あたしはなにも言えなかった。彼の笑みの中に私にはできない覚悟を感じ取れたから。

 こんな決断を”真昼の月”アンゼロットは繰り返し続けていたのだろうか?

 私はあの時、こんな覚悟ができていただろうか?

 私は、守護者代行になって初めて辛いと思った。自分の命令で世界が滅び、人が命を賭ける、そんな立場でいることが。

 ふいに…あいつに会いたい、そう思った。なににも惑わされない、自分が信じる道を走る幼なじみに。

「まぁ、自分が作り上げてしまった世界の危機に責任を持つのは当然のことですよ。だからくれはさん、あなたが責任を持つ必要はありま…ぶっ」そう言って彼は笑みを浮かべ…吹っ飛んだ。


 

※※※


 

「はわー!?」くれは様の驚愕の叫びをBGMにファルツは吹っ飛んだ…私の黄金の右手によって。

「ななな、なにをしてるのこのはちゃんー」「わー、あるじ様が切れたー」驚愕と笑いを受けている私は…なぜか苛ついていた。

「こ、このはちゃん。なにを…」

「うるさいカッコつけ。消えたくないなら最後まで突き通せ。まるで納得して消えるみたいなことぬかすな。」自分で言った言葉を自分で聞き気づく、私は彼の言葉にむかついていたようだ。世界を滅ぼさないためなら命を賭ける・命を刈り取ることも厭わなかったはずの私が、彼が命を捨てようとすることに怒っている。そんな自分に驚いていた。

「い、いや、でもね…」

「だまれ…つーかなに?駄目だろうなぁとか最初から思ってるなら、さっさと消えろ。というか私が消してやる!消されたくなければ諦めるな!諦めないでよ」私は息を荒くして何を言ってるのだろう?まるで、彼を失いたくないみたいじゃないか。

 そんな私を目を丸くした二人と古鉄が見ていた。

「それに…「恋する乙女の主張の最中すみませんが、あるじ様…囲まれてます」私の叫びをいつもとは違う古鉄の声が遮った。…私はなにを言ってたんだろうか?というか古鉄が核心を…

「違う、今考えるべきことは違う。古鉄、どういうこと?」ゆだった頭を、無理矢理正常に戻す。

「まさか…ここはアンゼロット城だよ?囲まれてるってなにに…」くれは様も不思議そうにしている。

 だが…。

「一部ロンギヌスと絶滅社、また御門・真行寺家の混成部隊と言ったところですよ、赤羽くれは世界の守護者代行見習い」部屋の扉が開け放たれると同時に周囲の壁が一斉に崩壊した。
 

※※※
 

「はわっ、ど、どういうこと!?執務室の壁がいっせいに崩れるとそこは蒼い月匣に包まれていた。蒼い月匣、それはウィザードが張っているものだ。そしてそれを示すように、多くの人があたしとり囲んでいた。そして、中心に立っていた黒ずくめの怪しい男が前に進み出て叫んだ。

「くれは代行見習い…私たちはお前がその立場にいることを認めていない。元は魔王の駒である星の巫女”、今も魔王と馴れ合い、仕事は遅い…そしてアンゼロットのような世界を守るためならばすべてを贄に捧げる覚悟もない。そんな者が上に立っていては…世界は滅びる!」今まさに私が考えてしまっていたことを。

そして、その周りのウィザード達も追従し、あたしを罵る。

「あ…う…」あたしは心底驚いていたものの…くやしいが納得していた。

 あたしはアンゼロットさんが第三世界エルネイシア旅立つ直前言っていたことを思い出す。

『あなたなら世界の守護者代行を勤めることができる、そう私は考えていますが、それを認めない人も数多くいることでしょう…まぁ、すぐに帰ってきますから大丈夫だと思いますが。』そう、アンゼロットさんも言っていた。

 そんな時からもうすぐ一年。限界がきていたのかもしれない、そう思った。

 そして…あたしは誰かを犠牲にする覚悟もないことも自分で理解していた。だから、だからずっと怖かった。あたしの決定が誰かを犠牲にすることが。今回だってそうだ。だから…あたしは彼の言葉を否定することができなかった。だけど…

「それは違う…」否定の言葉が響いた。

それは、大きな声でも感情の見える声でもない、だけど心に響く…親友の声だった。
 

※※※

 

 突然の乱入、そしてバカみたいな妄言。正直、私は突発的に銃弾をばらまくところだった。

 確かに、彼らの言っていることはある面では正しい、世界のために命をとする・・・今回ならばファルツを殺すと言うことは世界を救う簡単な方法、アンゼロット様ならばきっと、その判断を下しただろう…だが、こいつらはアンゼロット様の嘆きを知っているのだろうか、くれは様の苦しみを知っているのだろうか?

 アンゼロット様はいつも苦しんでいた、自らが持つ巨大な力を使えないこと、ウィザードを死地に送ること、世界の危機を防ぐために…罪もない者達を殺すことを。そして、そのすべての罪を彼女は背負っていた。

 くれは様も自分が罪を背負おうとする方だ…だからこそ誰も犠牲にならない道を模索する。それは諸刃の行動だ、だけど、それでこそ人”の守護者なのだと思う。アンゼロット様のような神”とは違う…まぁアンゼロット様も神”にはなりきれていなかったけど。

 たぶん、アンゼロット様が彼女を自分の後継とした最大の理由はそこなのだと思う…そして私たちロンギヌスの多くが彼女たちに付き従うその理由も。だから、迷うくれは様を見て私は平静を取り戻した。

 彼女の答え次第で私の立ち位置は変わる、そう覚悟し思う…私はどちらの答えを求めているのだろうか。アンゼロット様のような存在になってくれること?それとも・・・。けど・・・

「それは違う…」閉ざされた世界の外側から声が響いた。

「この声は…」行動を決めかねていた私はこの声を聞き、私は吸っていた息を吐き出した。そして彼女たちが来るならば、私たちの出番はここじゃない、そんな風に私は感じたからだ

「ばかなっ、ここは月匣を4重に展開している場所だぞ…」バカの頭が震えた声で吠えている。彼に結界の類が通じるわけないじゃないか。て・・・

「ヒルコォー」その叫びとともに、闇の刃が世界の隔たりを斬り開き・・・

「ガンナーズブルームっ」その声とともに放たれた弾丸が密集していたウィザードを吹き飛ばした。
 

※※※


今日はここまで、ここからはオリジナルな魔法の設定 データ的には
 ※1一握りの成功(サクセスイン
 魔法レベル・5 タイミング・マイナー 判定値 〔幸運〕 難易度 20 代償・MP18、6カウント  
 効果 メジャーアクションの際行われる最初の判定をC値として扱う。

 ※2奇跡の暴走(エクセシブミラクル
 魔法レベル・8 タイミング・オート 判定値 自動成功 難易度 なし 代償 3プラーナ
 効果 次に行われる行動が〔絶対成功〕になる。
 
 と考えています。正直、奇跡の暴走が強すぎるとか、一握りの成功を創っててなんでそんなもんができるんだとか言われそうですが、そこはシナリオの都合ということで許してください。

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